概要 |
構造 |
姿勢 |
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概要HETE-2 の軟X線カメラは WXM と同じように働く CCD と符号化マスクを用いた X線撮像装置です。X/Y 方向の2台のカメラが あります。CCD のピクセルサイズが小さいため、SXC のピクセルサイズは 角度にして、33秒角です。SXC は WXM と相補的な役割を果たします。有効面積やエネルギー範囲は WXMに 及びませんが、WXM よりも非常に正確に天体の位置を決める事ができます。 SXC は WXM が観測したガンマ線バーストの約 1/3 を観測する事ができます。 |
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SXC の構造ひとつの SXC ユニットは 2枚の2048x4096 CCD と約 100 mm 離れた 所にある細かな符号化マスクから成っています。CCD はマスク要素の 方向と平行になるように配置されています。CCD は一次元読みだしを 行います。SXC の仕様:
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SXC 姿勢カメラSXC の CCD、及び符号化マスクは非常に細かな構造体であるため、軌道上の 熱変動で SXC の位置精度に問題を来たしてしまいます。この影響を減らす ため、2台の姿勢制御用のカメラを SXC が観測する空と同じ方向に配置 しています。可視光とX線での空を結びつける事で、数秒角での位置精度を達成 しています。ボアサイトカメラの仕様
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