お知らせWhat' New

2020-05-30
JAXA 革新的衛星技術実証3号機に採択
2020-08-30
JAXA 宇宙科学研究所 小規模計画に採択。
2020-09-24
キックオフ・ミーティング開催@株式会社アイネット蒲田事業所
2020-12-25
衛星名「うみつばめ」、英語名 ”PETREL” に決定!
2021-03-29
スマート宇宙機器シンポジウムにてプロジェクト紹介
2021-04-06
仙台高専・ジェネシアが文部科学大臣表彰・科学技術省を受賞!NEW

このプロジェクトについてAbout This Project

本プロジェクトでは、 というかなり大きな目標を掲げています。この最初のステップとして、50kg級の超小型衛星「うみつばめ」・英語名 "PETREL: Platform for Extra-& Terrestrial Remote Examination with LCTF" を開発し、2022年度にJAXA革新的衛星技術実証3号機によって打ち上げます。本プロジェクトは単機の衛星開発にはとどまらず、全く新しいスタイルの産学連携による宇宙科学の推進と、地上から宇宙までを産学で繋いだ宇宙ビジネスの創出を並行して進めていきます。

星は見たいがお金がない

2015年以降、NASAやESAそしてCSAは、超小型衛星を戦略的プラットフォームと位置づけて、宇宙科学分野で積極的に利用しています。一方で、世界初のキューブサットを成功させた日本にはそのような枠組みがなく、せっかく面白いアイデアを思いついても海外に先を越されてしまうという危機的状況に陥っています。

たとえ小さくても「自分だけの衛星」を打ち上げるには大変なリソースが必要です。そこで、今流行りの「ライドシェア」のようなことを人工衛星でも実現できないかと考えました。さらに良く考えると、夜間観測する天文学と相性が良いのは、昼間観測する地球観測であることに思い至りました。従来の衛星で、これほど関連のないミッションの「相乗り」は例がないのですが、実は観測時間が競合しないために昼・夜それぞれのユーザーは、まるで専用機のように衛星を自由に使うことができます。(予算が縦割りのため、全く異なる分野の相乗りは絶対にできません。例えば天文衛星の場合だと、似たような分野の中で観測時間やペイロードを巡って激しい競合が発生します)

持ち寄りパーティー方式産学連携

もともと、研究費に困窮してスタートしたこのプロジェクト、参画メンバーはお金ではなく、それぞれの得意分野で技術や人手を出し合い、協力してプロジェクトを創り上げるというのがこのプロジェクトのスタイルです。例えて言うなら「持ち寄りパーティー方式」の産学連携です。このユルそうだけれどとても強固な連携は、もともとが予算で縛られた関係ではないため、最初から持続性を備えていることが特徴です。

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