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HETE-2 現在の状況

ガンマ線バースト観測衛星HETE-2打ち上げについて

平成12年10月9日
理 化 学 研 究 所
理化学研究所(理事長:小林俊一)で開発した観測装置を積んだHETE-2 (High Energy Transient Explorer: 高エネルギートランンジェント天体探査衛星・第2号 機) は、マーシャル諸島共和国洋上より日本時間2000年10月9日午後2時38分(現 地時間:同日午後5時38分)、ペガサスロケットによって打ち上げられました。今 後、約1カ月半かけて衛星の搭載機器などをチェックします。


打ち上げについて

HETE-2の打ち上げはNASAにより行われました。HETE-2は、マーシャル諸島共和国 クウェジェリン島を飛び立った飛行機(ロッキードL1011)で所定の位置まで運ば れ、ペガサスロケットにより軌道に投入されました。打ち上げのおよそ12分後には、 ペガサスロケットから切り離されました。

今後の予定

衛星は軌道投入後、およそ1ヶ月半程度の基本機能試験を経て、本格的な定常観測運 転に入ります。主なスケジュール(予定)は下記のとおりです。観測運用期間は太陽 活動の強弱に左右されますが、約4年が見込まれています。

※HETE-2ミッションに関するさらなる情報は、

 でご覧になれます。


HETE はどちらを向いている?

注意: このリンクは現在はまだ不正確です。HETE衛星の姿勢制御がまだ 定常になっていません。

2000年9月15日時点でのHETE衛星の観測器視野の天球への投影図。 視野の形がゆがんでいるのは、天球を円筒座標系に投影しているため。

HETE-2は反太陽指向のため、視野は黄道に沿って毎日約1度の割合で移動しま す。

HETEはまだ試験運用中です。シミュレーションであることに注意!