深層学習を応用した革新的姿勢センサの開発
Deep Learning Attitude Sensor
Top > 開発風景2
提案から1年が経過し、回路要素試作はほぼ完了。そろそろpreFMの設計に向けてさらなる部品選定が始まります。
この頃になると実験は粛々と進みます。 | 猫を撮ったり。 |
3度めのSEE試験。これで搭載品が全部確定します(したら良いな)。
実験室でリハーサル中。 | 移動日は観光 => 前夜祭 |
今回の目玉はストレージ選別。 | ラリったざわちん。 |
移動するだけで疲れる廊下。 | そして撤収。お疲れ様でした。 |
紫外線センサを提供してもらおうとJPLに打ち合わせに。大型プロジェクト目白押しの研究所に超小型衛星の話しにいって相手にされるかなと思いきや、アメリカでは超小型衛星がもはや当たり前で、超ノリノリ。超小型に見向きもしない日本の某機構と違ってめちゃくちゃアグレッシブです。
あのボイジャーが作られた研究所です。(感涙) | パサデナ市内でも桜が。 |
完成したBBM(EM相当品)。これで通信インターフェース試験を行います。初回接続は緊張しました。 | 回路開発と並行して設計・製造していた熱構造モデル。これも引き渡し。 |
アクセルの新社屋がめちゃくちゃかっこいい。床は無垢の杉板張り。ここで、使用説明を行い引き渡し。 | 日本の桜もきれいでしたが、高井さんは花粉で大変そうでした。 |
太陽シミュレータでSTTに直射日光が照射した場合の試験を実施。間宮くんと新谷くん。 | 目が焼けそう。結果としてなんとか大丈夫でした。 |
EMを引き渡して早々、最終型であるフライトモデルの設計レビュー。菊谷くんの設計なので、改修点も少なくすぐFM開発に以降できそうです。
血眼で回路図チェック。 | ざわちんの意外とシャープなツッコミがありました。 |
STTの光学系は民生品を使うため、温度特性・真空による焦点変化を調べなければなりません。この作業をデルフト大学から短期留学にやってきたイタリア人Serbaさんが担当してくれました。装置セットアップ、実験方法確立、各種測定装置の制御プログラム実装。3ヶ月で完璧に仕上げてくれました。
制御プログラムを書くSerban。 | 真空になると、屈折率が微妙に変わるためフォーカスがずれます。 |
東京の星空はどう考えても微妙なため、まともに星の写る環境でフィールドテストすることに。基本的に天文研の観測会に便乗して撮影に行きました。
最初のトライは伊豆の天城高原。前半9時ごろまで雨で、霧の中を移動。晴れた頃に撮影を開始してみたものの、、、
霧の中観測値にたどり着いたが、極寒のためPCのバッテリが瞬時に落ち終了 | 虚しく星を眺める。 |
次は、電源のあるところということで、勝手知ったる明野観測所へ。
明野は、局所的に雲が発生します。(だから雲識別器を開発したのである) | 雲通過中、じっとしてると死ぬほど寒くて、キーボードを打つ指が固まり、そうこうしているうちに雪が。。。 |
山梨では凍死の危険を感じたため、今度は千葉へ繰り出しました。千葉は山梨よりだいぶ温かいですが、それでも2月上旬であり、しもやけになりながら撮影することに。
飛行機飛びまくり。 | やっと、念願の星空撮影に成功。前の晩に書いた半自動撮影プログラムも快調でした。 |
構造の奇才、多賀くん(冷やかしに来た)、新谷くん。背中は渡辺くん。 | 振動試験はいつもドキドキ。(今回はなんとか振り切りました) |
撮影風景を撮影。 | 若干ひきつった感じ。 |
FMシッピングへ向けてフォーカス合わせを行います。 | そして接着。 |
今度こそ正真正銘のFM最終試験
バッフルも全部組みました。 | ATで行きます。 |
いよいよ大詰め。サーマルリサイクル試験。 | 背後ではソフトウェアデバッグが進行中。 |
これで、本体に直接触れるのも最後かもしれないと思いつつ、死力を尽くしてデバッグ。(これはこの後半年続くデバッグ地獄のほんの序章に過ぎなかったのです)。
引き渡し前夜なのにギリギリまでデバッグ。 | 体力を蓄える渡辺くん。 |
すっげー考えてる様に見せかけて実は寝てる間宮くん(若干呆れ気味の岩崎くんw) | シッピングまで数時間という重圧の下で粛々とコーディングするざわちん。彼の頑張りにより間宮くんが熟睡できるわけです。 |